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2011.08.1718:57

椿山課長の七日間

浅田次郎. 椿山課長の七日間. 朝日文庫. 2005, 405.

話は面白い。しかしよくよく考えるとかなりラノベ。
元ハゲデブ中年主人公は美女化してベッドの上で痴態を繰り広げるし、元小2の男の子は女の子になって同い年の男の子と懇ろになるというTS要素たっぷりの作品。
しかも黄泉帰りをはじめ荒唐無稽なラノベ的ギミック満載。小学2年生は紙面だとひらがなだらけで読みにくい癖にその実、子供ではありえない思考回路をしていたり…その他いろいろ
これ表紙と挿絵を変えて電撃文庫だかそのへんから出せば十分売れるんじゃないの?とも思う

あと、この作品の裏の主人公は椿山課長の父だと思う。
仕事を定年になり、息子夫婦と暮らすことになった彼のその後は本作のなかでも特に面白い部分である。
これの本質は、人生を折り返した人間の退職後、老後、死のようなテーマが集まっていていかにも団塊世代のために書かれたかのような本であると思う。
でも自分はどちらかというともっと若い世代、欲を言えば小学2年生くらいで読んでおくといいと思います。
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テーマ : 読書メモ
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2011.08.1718:35

バッフェットの財務諸表を読む力

バフェット・メアリー, クラーク・デビッド. バフェットの財務諸表を読む力. 徳間書店. 2009, 220p.

バフェットという単語と財務諸表の読み方という点で自分が知りたいもの全部揃ってる!ということで衝動買い。
問題の中身だがいままだ経理に触れたことのない人間でもある程度理解できるようになるかもしらないといった雰囲気。
しかし各所に自己啓発本の如き大言壮語(こうすればあなたは超リッチになれる!)が散りばめられておりこれには閉口した。
そもそも執筆に際してウォーレン・バフェットその人は一切関与していないし、本書中の投資哲学がどの程度本人の意向に沿っているのかもわからない。
大凡話半分に読んで判断材料に加えるか考えてみるという程度に使うべき本だと思われる。

この本が言うことが本当ならコカコーラとムーディーズを全力買いして一生ホールドしておけば金持ちになれるように聞こえるぞ……

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2011.08.1718:28

ヘッジファンドの懲りない人たち

ビッグス・B. ヘッジファンドの懲りない人たち. 日本経済新聞. 2010, 557p.

ヘッジファンド業界の内幕本ということだが投資に関する知恵が各所にちりばめられており、株をはじめたものの何をしていいのかわからないという人の指針になりうる本。
もちろんハウツー本ではないし、日本の株式に関して語られた部分は殆どないので直接的に役に立つものではないのだが、バリューだとかグロースだとか用語等は何も知らない人向けに易しく書かれており読みやすく、そしてなにより面白い。
人間の一生にレバッレッジをかけたように栄枯盛衰するヘッジファンドに関わる人々の(愉快な)生き方は金融方面に携わる人以外にも見てほしいと思う。

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せれね

Author:せれね
XBOX360は飽きてきた一介の学生。図書館・情報学、ゲーム、カヌー?などが興味の対象。いまはPSO2廃人してます。

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